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繁盛店の店舗デザインに見る共通点。2016.04.25 update

このブログをご覧の皆さんは、もうご存じかと思いますが、間違いなく店舗デザインは、売り上げに大きく影響してきます。これについては過去に、美容室や飲食店の事例等でも、詳しく説明させていただきましたが、繁盛店といっても業態は多種多様ですが、実は店舗デザインの視点から見てみると、繁盛店には意外と多くの共通点があります。

お店は、繁盛しなければ意味がないです。今までの内容としては、席数設定や回転率、季節変動による売り上げリスク等の視点での説明でしたが、今回はそのような実務的なものは、全く無視した内容となります。(前までの話が意味がないという事ではありませんよ!)

美容室のデザインの方向性  

飲食店の店舗デザインの3つのポイント

実は、席数や回転率といった、いわば正攻法のやり方にばかり注意が向いてしまうと、お店というのは意外とつまらないものになってしましがちです。つまり、売り上げや効率ばかりに目を向けてしまうと、想定している平均値以下の結果になってしまうということです。

厨房設計などの機能を重視するエリアの場合は、効率重視でも問題ありませんが、店舗デザインといわれる、内装や外装のデザインに関しては、数字上の想定も必要ですが、それ以上に、お店の目的とするビジョンに沿った、自由度の高いデザイン表現が求められてくるという事です。

簡単に言うと。様々な制約に縛られた状態でのデザインと、自由な発想でのデザインとでは、全く異なるお店が出来上がってしまうという事です。ただでさえ、現状の区画や予算等の制限のある中で進められるものですので、そこにどんどん条件を付け加えていくと、堅苦しいありきたりなお店にしかなりえないという訳です。例えるなら、酸素の少ない水槽の中の金魚のような、息苦しい状態です。

そんな息苦しい状態から抜け出す方法はとってもシンプルです。 

「のびのび育ててあげた方が、大きく成長する」

とても簡単なことですよね。そうする事で、ターゲットとする客様目線」から、デザインが進むので、デザインやレイアウトそしてブランディングもスムーズに進んでいきます。最終的に必要なことは、お客様にお店を気に入ってもらえて、リピートなり口コミ等で周囲に拡散してもらうという、ロングテールなお店作りが求められるはずです。

奇抜なデザインを、取り入れましょうという話ではありません。デザインに制限となる様なモノを、なるべく無くしてしまおうという事です。限られた面積での店舗がほとんどだと思うので、ある程度の規制は、仕方ないことかもしれません。店舗スペースにゆとりのあるお店であれば、もちろんデザインの自由度は広がります。しかし、狭いスペースの店舗であっても、そのようなハンデを克服する方法は、いくらでもあります。

パッと見て、無駄なスペースにみえる空間や、使い勝手の悪いR(アール)曲面の壁、無駄におしゃれな天井のデザイン、使われている木の質感など、地域性や客層・店舗のブランディングなどを検討した結果、生まれてくるデザインは、重要な意味を持ちます。

流行っているお店は、時代の流れに左右されないお店である必要があり、それには店舗デザインも常に新鮮である必要があります。一時期的なモノであれば良いのですが、長く使い続けるという視点から店舗デザインを考えると、それは真逆のモノです。

ある程度の無駄や過剰とも思えるデザインは、居心地を良くしたり、日常では味わえない空間を生み出す力があります。

 

それが、話題性を生み、リピーターを増やす原動力となります。これは、店舗運営側のマーケティングとは別の要素ですので、その店舗(系列店)にしか持ちえない強みとなります。それが、ブランド力として店舗のイメージを形作ります。

ロングテールなお店作りの核は、お客様を店舗へ誘導して、そこに集う事で生まれる賑わいを作ることのできるデザインです。

多店舗展開しているお店の場合は、シンプルな効率重視タイプか、店舗デザイン重視の店舗かのどちらかに2極化されますが、結局は、ターゲットとする客層によってそれは分けられていますので、どちらのやり方が正しいとか間違っているという訳ではありません。それ以上でもそれ以下でもないのです。また、どちらの方法にしても、ブランド力の形成にかなり力を注いでいます。

これを個人店に当てはめると、効率重視の場合、残念ながらマイナスの影響を受ける場合がほとんどです。屋台系店舗や1000円カットなどを想定するのであればそれはそれで良いですが、一般的な、美容室や飲食店などを開業される場合には、向いていませんし、ロープライスで大手に勝負しても、勝ち目がないというのが現実なようです。実際、ロープライス系の店舗も、店舗のデザイン性を高めてきています。

結果的に個人店ならではのお店作りが、求められてきますし、一般ユーザーもそれを期待しています。ロングテールなお店作りを目指していく上で、店舗デザインは必須の条件となり、そのお店に大きな付加価値を付けてくれます。お店の方向性や、イメージに疑問や不安を抱えているようなら、一度このようなやり方で、考えてみてはどうでしょうか。きっと意外な方向性が見えてくるはずです。

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